みんなの神大実現プロジェクト、2022年度の活動について
みなさん、こんにちは。みんなの神大実現プロジェクトです。もう2023年の4月となろうとしていますね。
新しい年度になる前に、2022年度の活動についてまとめた記事を書こうと思います。
まずは、通称名の使用についてです。幣団体は通称名の使用について神戸大学に主張してきました(学内で通称名使用の動き 多様性が尊重される大学に(1) 国際文化学研究科で通称名使用認められる 一人の学生の行動がきっかけ - 神戸大学ニュースネット/メディア研ウェブログ (goo.ne.jp))。通称名を使用することで性的違和を抱いている学生の負担を減らせるほか、裁判所での改名がしやすくなるというメリットがあります。性的違和を抱いている学生以外であっても、通称名を使用することで学生生活を快適に過ごせるようになる場合があります。神戸大学は2022年9月に神戸大学における多様な性・ジェンダーに関する基本方針と ガイドライン(以下、ガイドラインとする。 2022_09_27_01.pdf (kobe-u.ac.jp))を制定し、神戸大学での通称名の使用が広く認められました。その間にも学内でプライドパレードを実行するなど、精力的に活動を継続してきました。
神戸大学のガイドラインができ、幣団体は10月に大阪で開催されたレインボーフェスタ!2022に参加し、性的にマイノリティの特性を持つ学生も学びやすい大学の実現のため、啓発活動を行いました。
神戸大学最大の行事の一つである六甲祭ではブースでイベントの企画を行いました。高校生の方がキャンパス活動シュミレーションゲームに参加してくださったり、留学生の方が被抑圧者の演劇に参加してくださったりしました。また、私たちが発行したZINE『わたしたちはここにいる』を見てくださったり購入してくださったりした方もいらっしゃいました。
その後も毎月メンバーで会議を開き、生協の方と履歴書の性別欄のことでお話をしたり、幣団体に協力してくださっている先生方に今後の活動について相談したりしました。
現在は通学証明書と学籍情報の性別欄についてメンバーで協議をしています。今年度の大きな活動の一つになると思います。
最後に、ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。2022年度も多くの方々に大変お世話になりました。神戸大学の関係者だけではなく、学外の方が幣団体の活動に興味を持ってくださったり、応援してくださったり、筆舌に尽くしがたいほど嬉しく思っています。
2023年度も誰もが過ごしやすい大学を目指して活動していきます!